歴代最高のサッカー選手の呼び声も高い、アルゼンチン代表の「リオネル・メッシ」選手。
バルセロナユースで育ち、生涯バルセロナ愛を貫き通すと思われた矢先、、
メッシ選手のバルサ退団のニュースが飛び込んできた際には、サッカー界に激震が走りましたね…。
- メッシ選手がバルセロナを退団した理由・経緯を詳しく解説
- サラリーキャップ限度額の超過について
- 新型コロナウイルスによる収入額の減収
- チーム全体コストの削減(所属選手年俸・余剰戦力の放出)
- 現会長:ラポルタ氏との関係性
- 前会長:バルトメウ氏との関係性、財政状況の悪化に関して
- メッシが涙した退団会見の内容
- 日本語訳動画アリ
- ファンの反応
上記の項目を中心に「分かりやすく・超詳しく」記事をまとめてみました。
目次
【簡単に】メッシがバルセロナを電撃退団!世界中が驚愕!
メッシ選手の去就に関して、所属チームのバルセロナより「メッシ退団」が電撃発表され、世界中のサッカーファンが驚愕しました。
FCバルセロナより「絶対的存在だったメッシ」の退団が公式発表される
現地時間8月5日、ラ・リーガのバルセロナはアルゼンチン代表MFリオネル・メッシが退団すると発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c126046c5f32ba1b3e43ce5b1a0db57b14578c6a
そうじゃの。
移籍の報道も多く流れた中で、「新契約を結ぶ方向で交渉中」が一番有力視されておったから、世間のサッカーファンも驚いたんじゃないかの。
バルセロナのリオネル・メッシ退団に関するコメント
バルセロナは公式HPで「メッシはクラブに残留しない」とファンに報告し、経緯を綴っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/c126046c5f32ba1b3e43ce5b1a0db57b14578c6a
バルセロナの公式コメントの要点をまとめてみました。
- 「バルセロナ」と「メッシ」の両者は、新契約を結ぶ意思があった。
- スペインリーグの「経済的・構造的な障害」が原因で新契約を結べなかった。
メッシはバルセロナに残留しないことになった。両者ともに、最終的に選手とクラブの希望がかなわないことを深く残念に思っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/
バルセロナはクラブの発展に貢献した同選手に心から感謝の意を表し、選手のパーソナルな面、そして仕事面での将来の成功を願っている。
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クラブと選手間では「相思相愛」だっただけに、今回の退団は非常に残念でなりませんね。
バルセロナのレジェンドである「カルレス・プジョル」氏も、メッシ選手に対して感謝のコメントを発表されています。
何から何まで本当にありがとう、レオ。私たちは、あなたに感謝しきれないんだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/
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バルセロナとメッシ選手の新契約を阻んだ、リーガエスパニョーラの「経済的・構造的な障害」について詳しく見ていきたいと思います。
【簡単に】 メッシ退団経緯・理由となった原因をわかりやすく解説
…っと、その前に博士から、準備体操的な説明があるようです。
いつも記事を読んで頂いて有難うの。
今回「メッシのバルサ退団の理由」を本記事で詳しく解説していくのじゃが、この後の記事をより深く理解して頂けるように、最初に退団理由となったボトルネックの部分を簡単にまとめてみたぞよ。
【メッシ退団の原因】
サラリーキャップ限度額の超過
では「何が」サラリーキャップ限度額の超過を招いたのか…。
~理由は大きく2つ~
- コロナによる収益面での減収
- 既存選手の減俸交渉・売却の失敗
そして、一番のボトルネックになった要因は、、
バルトメウ政権下での
財政状況の悪化
ボトルネックと全体の流れが分かったところで、次章より詳しく解説していくよっ!
メッシとバルセロナが契約合意に至らなかった理由:サラリーキャップ
さっきのバルセロナ公式コメントを見る限り、スペインリーグに問題があるような内容だったよね?
リーガ・エスパニョーラの「経済的・構造的な障害」の部分の事じゃな?
これはつまり、「サラリーキャップ」に関して、指摘しとるんじゃよ。
メッシとバルセロナの契約は6月末で満了。その後は新契約を結ぶ方向で交渉が行われ、数日前には地元メディアが「契約更新の発表が秒読み」と伝えたばかりだった。最終的にはリーグが定めるサラリーキャップ制度がネックとなり、新契約締結を断念せざるを得なかったようだ。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021080600178&g=spo
リーガ・エスパニョーラの「サラリーキャップ制度」に関して
リーガ・エスパニョーラの「サラリーキャップ」とは?
2013年より取り入れられたスペインリーグのサラリー・キャップ制は、クラブ全体の収入から選手&コーチ陣の年俸、移籍金の減価償却費、報奨金、代理人への手数料、下部組織などに使用できる額の限度を定めるもの。クラブ経営の健全化及び、リーグ全体の競争の活性化を目的としている。
GOAL より引用
要するに、「チームコストの上限額」を決める制度。
資金力が潤沢なチームが有利になりすぎないようにする為の「コスト制限」の役割を担う面もありますね。
- 選手年俸金額の高騰「抑制」
- 資金面でのチーム格差「是正」
- クラブ経営の健全化
ちなみに、欧州サッカーリーグで「サラリーキャップ制度」を採用しているのは、スペインリーグのみです。
「イングランドのプレミアリーグ」や「イタリアのセリエA」では、サラリーキャップ制度を採用してないんだねっ!
サラリーキャップは、「スペイン版ファイナンシャル・フェアプレー」とも言えるの。
そしてこの、「サラリーキャップの限度額は、クラブ全体の収入金額によって決まる」という点は、今回のメッシ選手が退団に追い込まれてしまった件において、1つのキーポイントになってくるんですね。
- チームコスト(クラブ運営で発生する費用)
- 選手・監督、コーチ・チーム関係者の年俸
- 移籍金の減価償却費
- 報奨金・各種手当
- 代理人への手数料
- 下部組織等の費用
チームコストには、トップチームに限らず労働契約を結んでいる選手・スタッフの給与、獲得費用、各種手当・経費のすべてが含まれる。
https://number.bunshun.jp/articles/-/848946?page=2
クラブの収入金額が減収してしまうと、サラリーキャップの限度額も下がってしまうということじゃ。
つまり、チームコストにおいて大部分を占める「選手の年俸金額」にも影響してくるということじゃな。
サラリーキャップ限度額を超過した場合「新戦力のチーム登録を認めない」
じゃあ、実際にサラリーキャップで定められた金額を超えてしまった場合はどうなるの?
残念ながら、ペナルティが課せられてしまうんじゃ。
その内容は、「新たに獲得した新戦力を、チーム登録出来ない」というものなんじゃ。
「新戦力」のチーム登録を認めない
(※ちなみにこのペナルティは、既に契約中の所属選手に対しては適応されません。)
2021年7月1日より「メッシは無所属」の状態で新契約の交渉を進めていた
アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現在ブラジルで開催されているコパ・アメリカ(南米選手権)に参戦しているが、スペイン時間6月30日24時(日本時間7月1日7時)をもって所属するバルセロナとの現行契約が満了を迎えた。ただ、スペイン紙「マルカ」によれば、バルセロナは再契約を「確信」しているようだ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6217ad45b27d0ed5557a2bb03b4e58e6ec62f9d8
メッシ選手のバルセロナ退団が、公式に発表されたのは、2021年8月5日。
ですが、メッシ選手の契約は「6月30日時点で満了」しており、7月1日以降は正確に言えばバルセロナの選手ではなく「無所属」の状態でした。
メッシはフリーエージェントの状態で、バルサと新たに契約する為に交渉を続けていたんだね。
つまり、メッシ選手と新契約合意に至った場合、サラリーキャップの観点でも「新戦力」と見なされる為、バルセロナが「サラリーキャップの限度額を超過している状態」だと、新たに獲得出来ても、メッシ選手をチーム登録出来ないということになりますね。
バルサの収入面はどんな状態なんだろう?
もし収入面が厳しい状態だと、サラリーキャップの限度額も下がってしまうから、メッシ選手の契約にも影響してくるよね…。
バルセロナの2021-22シーズンの総年俸額上限は1億6000万ユーロ(約208億円)前後になると言われている。サラリーキャップの問題を解決しないと、何とか再契約にこぎ着けようとしたが、たとえ契約を結んだとしても、メッシを選手登録することが、ルールによって許可されない状況が生まれていた。加えて、新たに獲得したエリック・ガルシア、メンフィス・デパイ、セルヒオ・アグエロ、エメルソン・ロヤルという選手も登録できず、何ら戦力的な上乗せができない事態に陥ってしまうことになる。
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/90578?page=1
どうやら、メッシ選手と新契約を結べても、サラリーキャップ限度額を超過してしまう状態だったようじゃの。
つまり、新たに獲得した形となる、メッシ選手は選手登録出来ないということじゃな。
コロナによりバルセロナの収益は大幅に減収していた
バルセロナのチームコストが、サラリーギャップ限度額を超過してしまった原因のひとつに「収入金額の悪化」が大きく影響しているようです。
規定のサラリーキャップ金額内に収めなければメッシを選手登録出来ない
↑こちらの方は、スペインリーグ会長の「ハビエル・テバス」会長です。
テバス会長は、以前からバルセロナのサラリーキャップに関して、指摘されておりました。
バルセロナはサラリーキャップをオーバーしている。私もメッシがクラブに残ることを希望するが、仮にそうできた場合でも、別の場所で総年俸を削減する必要がある。
https://www.nikkansports.com/
soccer/world/news/
202106220001070.html
バルセロナの20-21年シーズンのサラリーキャップは3億8270万ユーロ(約498億円)。
https://www.nikkansports.com/soccer/world/news/202106220001070.html
バルセロナの直近5シーズン分の、サラリーキャップ限度額を表にまとめてみました。
シーズン | サラリーキャップ限度額 |
---|---|
2016-17 | 4億3200万ユーロ(約561億円) |
2017-18 | 5億8800万ユーロ(約764億円) |
2018-19 | 6億3200万ユーロ(約821億円) |
2019-20 | 6億7100万ユーロ(約872億円) |
2020-21 | 3億8200万ユーロ(約498億円) |
20-21シーズンで、サラリーキャップ限度額が大幅に減少してしまっているねっ…!何があったんだっ?!
残念ながら、コロナによるパンデミックの影響をもろに受けてしまった点が非常に大きいの。
観客動員数減少によるチケット収入の減少などで、前年から約40%減の限度額に設定されてしまったの…。
コロナによるスペインリーグ全体損失金額の半分をバルセロナが占めていた
スペイン・プロリーグ機構ラ・リーガのハビエル・テバス会長曰く、2020-21シーズンのリーグ全体の損失の半分はバルセロナによるもののようだ。
https://www.sanspo.com/article/20210622-DNPEBT4J2JNX5NWKQKH2TAZZQQ/
新型コロナウイルスの影響は、スペインリーグ全体にも大きな損失をもたらしました。
20-21シーズンのリーグ全体の収益額は、昨シーズンから約30%減となる「35億4500万ユーロ」。
気になる、リーグ全体の損失金額はというと、「7億3300万円ユーロ」に上ります。
その全体損失の半分を、バルセロナが占めてしまっていたのね…。
とんでもない赤字金額ね…。
この件に関しても、テバス会長はバルサに対して苦言を呈しておられます。
2020-21シーズン、トロフィーを持っていったのはバルセロナだ。その700億円ちょっとの損失について、半分がバルセロナによるものなのだから。大体がCOVIDのせいではあるが、だがほかのビッグクラブはパンデミックの影響を抑える努力をしていた。
https://www.sanspo.com/article/
20210622-DNPEBT4J2JNX
5NWKQKH2TAZZQQ/
ちなみに、バルサの永遠のライバルである、銀河系軍団「レアル・マドリード」は、非常に健全なクラブ運営を実践されていたようで、、
Rマドリードは素晴らしい努力をしていたよ。その損失額は、バルセロナが生み出したものとは程遠い。
https://www.sanspo.com/article/
20210622-DNPEBT4J2JNX
5NWKQKH2TAZZQQ/
レアルマドリードと比較されるのは、バルセロナにとって一番嫌でしょうね…。
ただ、バルセロナは、この前年にあたる「19-20シーズン」においても、大きな赤字金額を計上していたんです。。
バルセロナが2019-20シーズンの財務会計を発表し、9,700万ユーロ(約120億8,000万円)の赤字だったことを明かした。
新型コロナウイルスによる影響で、世界各国のクラブは財政的に厳しい状況に追い込まれている。それはバルセロナとて例外ではなく、この度の財務会計発表で2019-20シーズンに巨額の損失を被っていたことを公表した。
https://www.soccer-king.jp/news/world/esp/20201006/1127747.html
ここ数年バルサは赤字が続いてしまっていたんだね…。
そのようじゃ。
クラブの経営状況の悪化は、収入減のみならず「サラリーキャップ限度額の減少」にも繋がってしまうから、負のスパイラルじゃの。
しかし、テバス会長いわく「経営面において」バルセロナを評価できる点もあったようです。
しかしバルセロナの経営は良い方向へと向かっている。現在の経営者たちには他クラブでの経験が豊富な人物もいて、ノルマを変更できないことも分かっている。彼らは人件費を削減しようと可能な限りの努力を行なっている
https://www.sanspo.com/article/
20210622-DNPEBT4J2JNX
5NWKQKH2TAZZQQ/
テバス会長が仰る通り、バルセロナでは、今年2021年3月にクラブ経営のトップとなる「会長」が交代されていたんですね。
ラポルタ会長の再就任により「メッシ残留」が現実的かと思われたが…
この方が、バルサの現会長である「ジョアン・ラポルタ」会長だよっ!
メッシと前会長・バルトメウ氏は関係が冷え切ってしまっていた
バルセロナでは、今年3月に会長が交代した。
昨年夏のメッシ退団騒動は、記憶に新しい。完全に冷めきっていたメッシとジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長の関係が招いた危機だった。最終的にはバルトメウが辞任に追い込まれ、およそ5カ月の空白期間を経て、会長の座にジョアン・ラポルタが就いた。
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/90576?page=1
写真右の方が、ジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長です。
その当時、メッシ選手は、バルセロナ自体には絶対的な愛着があったようですが、バルトメウ前会長に対してはかなりの不満があったようです。
会長は僕を映画の悪役のように見せるため、事象をフィルタリングし始めたように感じていた。とはいえ僕にとって“人生のクラブ”を離れることは難しかった。バルセロナほどいい街はないし、家族が引っ越したくなかったからね。
https://www.football-zone.net/archives/300506
昨年2020年夏に、長年過ごしてきたバルセロナから退団の意向を表明したこともあったメッシ選手ですが、現会長のラポルタ氏が就任してからは、クラブとの関係も一気に改善されました。
「ラポルタ会長」って、何処かで聞いたことあったと思うだけど…
もしかして、以前にもバルサの会長やってなかったっ?!
ほっほ。よく覚えとったの。
ラポルテ会長は「2003年~2010年の約7年間」バルセロナで会長をされておったんじゃ。その時からメッシとの関係は良好だったんじゃよ。
ラポルタ会長は「メッシ残留の為なら何でもする」と誓った
メッシが残るためなら何でもする。彼は史上最高の選手。
https://www.sponichi.co.jp/soccer/news/
私やバルサが君を愛していることは知っているはずだ。君の意思は尊重するが、我々は(残留を)働きかける。
2021/03/18/kiji/20210318s
00002020400000c.html
ラポルタ会長は、就任直後から「メッシ残留」の為に全身全霊で臨むと誓います。
メッシ選手との契約交渉は、2021年4月下旬頃からスタートしました。
「メッシを引き留めるために、できることはすべてやる」
そう公言していたラポルタ会長は、代理人であるメッシの父親と会合の場を設け、強いチームを作ると約束したうえで次の3段階に分かれた10年契約を提案したという。
https://number.bunshun.jp/articles/-/848946
- 2022-23シーズンまではバルセロナでプレー
- 年俸は、現在の約180億円から「50%」減額
- 22年カタールW杯にメッシが万全のコンディションで出場可能にする為
- 2023-25シーズンの2年間は、アメリカ・MLS(メジャーリーグサッカー)でプレー
- チームはインテル・マイアミ。バルサの親善大使を兼ねてプレー
- サッカー選手を引退後は、バルセロナへ帰還
- クラブのサッカー部門へ、何れかの形で関わってもらう。
年俸は半額といっても「約90億円」もあるなら、メッシ選手の年齢等も考慮すれば、十分よね…。(汗)
それに、長期契約でここまでの好条件は聞いたことがないよ…。
ラポルタ会長の本気度が伝わってくるねっ!
まさに、メッシの希望を最大限考慮した提示内容じゃの。
メッシ本人が、「将来的にはMLSでプレーしたい。」と度々、口にしておったし、既にコンドミニアムをマイアミに所有しているそうじゃ。
またメッシがMLSでプレーすることは、
- 米国でのメッシ肖像使用料収入
- 新たなスポンサーとの契約見込み
といった、バルセロナにもメリットはいくつかあったようです。
ラポルタ会長は破格の契約条件だけに留まらず、メッシの親友であり、アルゼンチン代表のストライカー「アグエロ」も獲得されたんだよっ!
アグエロ選手はマンチェスターシティでも、長きに渡り活躍してきた世界的ストライカーです。
ですが、年齢は「33歳」と決して若くなく、サッカー界でみると「ベテラン」の域の選手。
チームの「若返り」を進めていたバルセロナの世代交代路線からは逸れた補強です。
アグエロの獲得も、メッシに配慮したラポルタ会長の「1つの策」だったと言えますね。
ここまでの好条件を提示された、メッシ選手の反応はどうだったの?
サッカーのスペイン1部リーグ、バルセロナのFWメッシがクラブと新たに5年契約を結ぶと14日、複数の現地メディアが報じた。6月末で従来の契約が満了した34歳のメッシは、1億3800万ユーロ(約180億円)とされる年俸の大幅な減額に合意したという。
https://www.sanspo.com/article/20210715-WOYAT2YWDVIH5ORUEDQBBPHQDY/
メッシもクラブ側の思いを、当然感じ取っておった。
現在の年俸から「50%減」という大幅な減額にも応じる形で、クラブ側に歩みったようじゃの。
ラポルタ会長も、メッシ側の「歩み寄り」には、感謝の言葉を述べられています。
私たちはこの問題に2カ月以上も取り組んできた。メッシは全てのことが簡単に進むように協力してくれた。
https://www.football-zone.net/archives/335438
このような経緯もあって「メッシ選手とバルサが再契約に基本合意した」といった情報が、多くの各メディアから報じられていました。
しかし、、
ご存じの通り、8月5日のバルサからの公式発表で、状況は一変してしまいましたね…。
【AFP=時事】(更新)サッカーアルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、20年にわたり所属してきたスペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)との契約更新をめぐる交渉で合意を確定できず、退団が決まった。同クラブが5日、発表した。
https://news.yahoo.co.jp/articles/78d98c13f7d63974db7299496729ccb33427f97e
世界中の人々が、メッシの「バルサ残留」を確信していたと言っても過言ではないよね…。
メッシ残留の為にラポルタ会長へのミッション:年俸減額と選手放出
メッシ選手との新契約の交渉に関しては、順調に進めていたラポルタ会長。
しかし、他にも達成しなければミッションが残っていたんです…。
サラリーギャップ限度額が下がっている為「チーム全体のコスト削減」必須
バルトメウ前会長による「財政状況の悪化」を引き継ぐ形となったラポルタ会長には、「メッシ残留」の為に課されたミッションが他にもありました。
- 所属選手の年俸を減額
- 移籍金で高値が付く選手・戦力外選手の放出
バルトメウ政権下での収入面悪化に伴い、サラリーギャップ限度額も下がってしまっている現状じゃから、ラポルタ会長はメッシ選手本人との交渉以外にも、チーム全体のコスト削減を達成することは、マストのミッションになるんじゃな。
残された道は2つ。収入を増やすか、チームコストを減らすか。
アトレティコ・マドリーやセビージャのように株式会社化されていれば増資という手もあるが、バルサはソシオをオーナーとするスポーツクラブである。
となると、所属選手たちの年俸を減額しつつ、市場価値が高い選手や必要性の低い選手を放出してコストを下げるしかない。
https://number.bunshun.jp/articles/-/848946?page=2
バルサは、株式会社ではなく「スポーツクラブ」。
現状のチームコスト(選手の年俸)を削って、サラリギャップの限度額を超えないようにするしかないんだね…。
高額な年俸を受けとっている主力選手らの「減額・放出」は失敗に終わる
バルサは、トディボ、ジュニオル・フィルポ、アレニャを放出して、マテウス・フェルナンデスとの契約を解除し、トリンコンをウォルバーハンプトンに貸し出した。
https://number.bunshun.jp/articles/-/848946?page=3
バルサはチーム全体の総年俸金額を減らすために、対象選手を選定し、他クラブへの放出する動きを進めていたね…。
所属選手との年俸交渉は、これまでチームの主力選手も対象者でした。
目的は
- FWアントワーヌ・グリーズマン
- FWウスマン・デンベレ
- MFフィリペ・コウチーニョ
- MFミラレム・ピャニッチ
- DFサミュエル・ウムティティ
現地メディアでは、バルセロナがメッシの契約を更新するために選手を移籍させる必要があると盛んに報じられていたが、その解決策を見つけることができなかった模様だ。日本遠征時の人種差別的な動画投稿のあったフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンと同FWウスマン・デンベレに加え、同DFサミュエル・ウムティティ、ブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョ、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチといった面々は、メッシ退団時点で移籍は発表されなかった。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b5b19b29df54dbe17b643fd2460ece646619acb4
数名の選手は交渉の末、「放出orレンタル」出来たのは事実じゃ。
じゃが、肝心の高額な年俸を受け取っている選手達は、メッシ退団が決まるその時までに、交渉が間に合わなかったようじゃの。
前会長・バルトメウ氏による「財政状況の悪化」は予想以上に酷かった
残留報道が世間に浸透していたにもかかわらず、一転して退団に追い込まれてしまった、バルセロナとメッシ選手。
残念な結果に終わってしまった原因は、どうやら、前会長・バルトメウ氏による「財政状況の悪化」が、最後まで足を引っ張ったようなんです。
蓋を開けたら予想以上にヤバかった…。現会長が前会長に恨み節!!
頭を抱えるバルセロナのラポルタ会長。
メッシ残留報道から一転、再契約交渉決裂の背景には、予想を超えた「財政状況の悪化」を解決できなかった事が大きな要因となったようですね。
5月の終わり、クラブの真の状態を確かめるべく命じた会計監査が進むなか、ラポルタ会長はチームコストがクラブの収入の110%に達していることを明らかにした。
ここ2シーズンの収支バランスが崩れたことに関して、先月『ラ・バングアルディア』紙に掲載された会長就任100日後のインタビューでは、クラブの容体について次のように答えている。
https://number.bunshun.jp/articles/-/848946?page=2
私たちが引き継いだ状況はひどいものだった。選手年俸の支出はクラブの収入の110%に相当する。年俸に使えるゆとりはない。
https://www.afpbb.com/articles/-/3360717
2021年3月の会長選挙にて、バルサに復帰されたラポルタ会長でしたが、前会長であるバルトメウ氏が残した「負の遺産」は、メッシとの契約交渉においても、最後まで「大きすぎる重荷」になってしまいました。
メッシはバルサに残りたいと思っていた。
https://www.football-zone.net/archives/335438
合意に至らなかった理由ははっきりしている。クラブの経済状況によるものだ。
バルセロナは5日にクラブの財政状況の悪化によってアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと新契約を結ぶことができず、同選手の退団を発表した。ジョアン・ラポルタ会長は「前任者の無謀な経営によって限界を越えた」とジョゼップ・マリア・バルトメウ前会長政権が今回の悲劇を招いたと語った。
https://www.football-zone.net/archives/335438
ラポルタ会長は、相当ご立腹の様子ね…。
前会長のバルトメウさんの経営は、そんなに酷いものだったのっ?!
世界中で猛威を振るっている「新型コロナウイルス」による減収により、サラリーキャップ限度額を2億ユーロも超過してしまっていたバルセロナ。日本円換算で「約260億円」にも上ります。
コロナによる予想外の減収が重なったとは言えど、健全な経営からは、ほど遠い経営内容だったのは事実じゃの…。
- 短期で見た場合:7億ユーロ(約910億円)
- 長期で見た場合:11億ユーロ(約1430億円)
8月5日に行われたバルセロナによる会見にて、ラポルタ会長が「前会長のバルトメウ氏」対して恨み節となる一言を残されました。
我々にはもう余裕がなかった。前任者たちの無謀な経営によって限界を越えてしまった。その状況から立て直す時間はなかった。
https://www.football-zone.net/archives/335438
バルトメウ前会長の影響による、メッシとクラブの冷え切った関係に関しては、ラポルタ会長就任後に改善され、両者間の信頼は一気に回復しましたが、
「金銭面」においては、どうしようもない壮大な壁が、立ちはだかりました。
前会長の「負の遺産」①:負債の計算方法が曖昧でだらしなすぎた!
バルセロナは現在、多額の負債を抱えている。短期で7億ユーロ(約910億円)、長期で11億ユーロ(約1430億円)の負債が、このクラブにはあると言われている。
なぜ負債がここまで膨れ上がってしまったのか。理由は、いくつかある。
まず、バルトメウ政権では、負債の計算方法がそれまでと異なっていた。
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/90576?page=1
負債の計算方法が、「だらしなすぎる」ってどういうことなのっ?!
バルセロナでは、これまでのクラブ経営において「決まった負債の計算方法」を採用しておったんじゃ。
ところが、バルトメウ政権下では、その伝統を無視して「独自の計算方法」を採用しておったんじゃよ。
独自の計算方法とは、どういったものだったのか?
その当時に提出していた決算書の負債額は「1億5700万ユーロ」。
1ユーロ=130円換算でも「約200億円」にもなり、これでも十分過ぎる負債額ですが、、
なんと正しく計算した場合の負債金額は、この3倍以上あったと言われているんです…。
負債の計算方法はいくつかあるのだが、クラブは伝統的に採用していた方法を止め、基準の緩いプロリーグ協会(LFP)方式を採用、見かけ上の圧縮を図ったうえでこの額なのだ。1年前、バルトメウ会長自身が負債額を2億4700万ユーロと認めていた。
https://www.footballista.jp/special/64111
エッ…?!これって、、いわゆる「粉飾」じゃないの…?(汗)
そう、一種の「粉飾」と言えるの。
クラブ規約に、負債の計算方法が定められてない点を揚げ足取った格好じゃな。
「規約にないからやった。」なんて、、よくそんな子供染みた事ができるのもどうかと思うけどね…。
なぜ、負債金額を少なく見積もる必要があったのか?と疑問に思うか方もいらっしゃいますよね。
その点に関しても、しっかりとよろしくない理由があったようで、、
クラブ規約には、負債額の計算方法の指定は無いですが、「負債額の上限金額を超過した場合の規約」は存在したようです。
クラブ規約には、負債額の上限を超えれば会長以下、執行部が辞任しなければならない、と定められている。このペナルティを恐れ、規約に負債額の計算方法が規定されていないのをいいことに、一種の粉飾が行われたのだった。
https://www.footballista.jp/special/64111
いくらペナルティの対象になるとはいえ、これは駄目でしょっ…。
仰る通りじゃ。
基準より緩い計算方法で算出した負債額など論外じゃ。
結局こういった部分が、ラポルタ会長に代わってからこの時のツケが回ってしまったのも皮肉な話じゃの…。
前会長の「負の遺産」②: 移籍時の契約解除金と減価償却費の問題
もうひとつ挙げられるのが、移籍金あるいは契約解除金と減価償却費の問題だ。
バルセロナでは選手を獲得した際、移籍金や契約解除金というコストが無形固定資産として扱われ、獲得時の契約年数によって減価償却が行われる。
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聞き慣れない言葉ばかりで、意味がよく分かんないよっ~!(泣)
要は、バルセロナが他クラブから選手を新たに獲得した際の移籍金の支払い方が、移籍したタイミングで一括で支払われるわけではないんじゃ。
その選手の契約年数に応じて、毎年分割で支払っていくということじゃの。
では、具体的にバルトメウ政権下では、移籍金の支払いが残っている選手はどれくらいいるんでしょうか?
2021年1月現在のものになりますが、表にまとめてみました。
選手名 | 移籍元クラブ | 移籍金支払い残額 |
---|---|---|
アントワーヌ・グリーズマン | アトレティコ・マドリード | 7200万ユーロ(約93億円) |
フレンキー・デ・ヨング | アヤックス | 4800万ユーロ(約62億円) |
フィリペ・コウチーニョ | リヴァプール | 4000万ユーロ(約52億円) |
フランシスコ・トリンコン | スポルティング・ブラガ | 980万ユーロ(約12億円) |
ジュニオール・フィルポ | ベティス | 900万ユーロ(約11億円) |
マテウス・フェルナンデス | パルメイラス | 460万ユーロ(約6億円) |
当然のことながら、すごいメンツだなっ…。
グリーズマンやコウチーニョの移籍金もまだ支払い終えてなかったんだね…。
グリーズマンにしても、コウチーニョにしても、当初期待されたパフォーマンスとは程遠いものとなってしまった点も、バルサにとっては負担になったの。
言わずもがな、仮に獲得した選手を再度売却する際に移籍金額に大きく影響してくるからじゃの。
直近であれば、2021年7月5日にジュニオール・フィルボ選手のリーズ・ユナイテッドFC(プレミアリーグ)への移籍が発表されたばかりですが、
バルサ獲得時の移籍金の未払い残金に関して、どのように完済されたのか明らかになっていないようです。
彼らのバルセロナにおけるパフォーマンスは不安定だった。さらにはカネに関しても話題が続かず、うやむやになってしまった。
なかでも不透明なのが、ジュニオールのケースだ。この夏にリーズに移籍金1500万ユーロ(約19億円)で売却したものの、そもそも買い取った際のベティスへの支払いがどのように片付いたのか、曖昧なままになっている。選手を獲得した際の成否は、数字で表されなければならない。
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本来であれば、新選手を獲得する際には、獲得後の失敗も考慮した形、つまりその選手を改めて売却した場合の収支も計算しておかねばならん。
そういったリスク管理を含めた判断が、バルトメウ政権下では判断出来なかったようじゃ。
財政状況がよろしくないバルセロナでは、尚更必要な点なんじゃが…。
バルトメウ会長の負の遺産総括:悪しきクラブ体質はそう簡単に消えない
特にひどかったのが、2019-20シーズンだ。選手の総年俸額と移籍金の支払いの残りで、人件費として6億3600万ユーロ(約826億円)の出費があった。実に予算の66%にあたる額だった。
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金額も凄いけど、選手の年俸金額と移籍金の減価償却費だけで、66%も使っちゃたらマズいんじゃないのっ?!
そうなんじゃよ…。
サラリーキャップにおいて、チームコスト費用の使用可能額は「年間収入額の70%」とされておるんじゃ。その範囲内には収まっていることは確かじゃが、チームコストに含まれる項目は他にもあると冒頭でも説明したの。
選手の年俸・移籍金以外にも、チームスタッフ関係者の給料、ユース年代に関する費用、スタジアムの維持費、、等々、これら全てが「チームコスト費用」とみなされます…。
そう考えると、19-20シーズンのバルサの出費の仕方は、かなりマズいのが分かりますね。
ルール上限金額の70%を目一杯使うんじゃなくて、普通は、40~50%に抑えつつ「残りはプール」しとくとかしないと、不測の事態があった時に、サラリーキャップ限度額を超過してしまうわよ…。
流石、家計を支えるママは言うことが違うのっ!
言い方は悪いが、今回の「コロナによる収入額の大幅な減少」がまさにそれに該当するの。
案の定、コロナによるリーガ全体損失額の半分を、バルサが占めてしまっていましたね。
多くの「高学年俸のスター選手」を抱えるバルセロナだからこそ、チームコスト費用の使い方には慎重にならないと、結果的に自分達の首を絞めてしまうことになります。
確かに数字的には、ルールは守られている。だが、やせ細った人間が風邪を引きがちであるのと同様に、蓄えのない経営は非常に危ういものだ。サラリーキャップの問題に関しても、メッシの再契約、さらにまさかまさかの、一転しての電撃退団についても、バルトメウ前政権時代からの悪しきクラブ体質がいまだに消え切らない結果だと言える。
https://soccerhihyo.futabanet.jp/articles/-/90577?page=2
自分達が、コウチーニョ、グリーマン、デンベレとかを高給で獲得してサラリーキャップをオーバーしたのに、「ほんとにラ・リーガのルールと会長くそやな」とか言えないでしょ。
— どや (@DOYA70652261) August 5, 2021
個人的には給料の上限を決めないとインフレが進むから、悪くないルールかなと
メッシが涙した退団会見…。世間の退団に関する反応まとめ
「バルセロナ一筋」を貫き通してきたリオネル・メッシ選手。
21年8月8日「カンプ・ノウ」にて、バルセロナ退団の公式会見を開かれました。
会見時の登壇直後から、メッシ選手が感情を堪えきれない姿を見て、こっちまでやり切れない気持ちになったよ…。
メッシが涙のバルサ退団会見。「バルサでの人生を楽しんでいきたかった」
下部組織時代からバルセロナ一筋で、プロデビューから17年間を捧げたメッシ。クラブ歴代最多出場(775)や最多ゴール(670)、最多タイトル獲得(35)など偉大な記録を残してきたが、5日に退団が決定。バルセロナ側は、ラ・リーガの定めるサラリーキャップをクリアできなかったことが原因であると発表している。
そして8日、メッシは長年ホームスタジアムとして戦い続けてきたカンプ・ノウで退団会見を行った。家族やチームメイトも見守る中、登壇直後から溢れる思いをこらえきれず。声を震わせながら、語っている。
https://news.yahoo.co.jp/articles/6ec98d63839de386623dc67f08eda39458ca5f24
↑こちらが、メッシ選手の実際の退団会見の動画になります。
話をできる状態か分からない。ここ数日、僕から何を言えるのか頭を巡らせていた。実際、何も出て来なかったんだ。僕にとってはとっても難しいことだ。これだけ長い間、ここで人生を築いて来たんだから。準備なんてできていない
https://news.yahoo.co.jp/articles/
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去年は退団することを確信していた。でも今年はここで続けることを、自分の家で続けることを確信していた。それが僕たちの望みだった。僕はバルセロナでの人生を楽しんでいきたかった。スポーツ面でも、美しい日々の営みも。
https://news.yahoo.co.jp/articles/
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今日は別れを告げることになってしまった。小さい頃、13歳でここにやって来て、21年後に妻と3人の子供たちとここを去る。あらゆることをともに経験してきたチームメート、クラブの人々、会ったこともない人々にも感謝したい。僕はいつだって謙虚さと敬意を忘れずにいようとした。この僕の家で、そうしようと努めてきたんだ。クラブに残していくものの一つとして、そのことを覚えておいてくれるとうれしい
https://news.yahoo.co.jp/articles/
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とても素晴らしいこと、同様に辛いこともあった。それが僕を成長させた。僕は初めてここにやって来たときから、このクラブ、このユニフォームのためにすべてを捧げた。だから、自分自身で満足している。こうした形で別れを告げられたら良いと思っていたけど、でもピッチで、サポーターと一緒にそうできたらもっと良かった。最後の喝采を感じたかった。パンデミック中、彼らがいないことを寂しく思っていた。喝采とともに叫ばれる僕の名前を聞きたかった。満杯のスタジアムを想像すると、本当に良い別れ方ができたんじゃないかと思えてしまう。こうなってしまったけど、でもこれまでに受けてきた愛情に感謝したい。人々の愛情はいつだって変わらなかったし、このクラブの愛と称賛を感じてきた。いつかこのクラブに戻ってきたい。このクラブが世界最高のクラブであり続けるために貢献していけたらと思う
https://news.yahoo.co.jp/articles/
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Lionel Messi,
muchas gracias!!
メッシ選手の退団に関して「ファンの反応」まとめ
メンタルやられてる中メッシの退団会見見て泣きそうになってる
— りる (@riru_hare) August 8, 2021
望んでいない退団は辛いよね😭
メッシの退団会見見ました。久しぶりに号泣した。悲しいよほんと
— こよ (@Tif020909) August 8, 2021
デンベレのスピードにずっと期待してたし、グリーズマンは直接差別してないと思って、個人的に楽観視してた
— katsumi (@fuckinidol) August 8, 2021
でも世界最高の選手が出ていくのに高額年俸をもらい、それに見あう活躍のできていない彼らが残る
本当に選手一人一人に退団会見のメッシの言葉を噛み締めてほしいと思う
おこがましいけども
インスタ見ててメッシの会見の映像が流れてくるたびに思う。
— ワン (@OORer_juventino) August 8, 2021
バルササポじゃないけど、やっぱり最後はサポーターの前でプレーして引退なり退団して欲しかったなぁ〜。
少なくともこの別れ方は悲しすぎる。#Messi
メッシの退団会見、泣ける。
— レオン (@Leon_cota_coco) August 8, 2021
メッシの退団会見見たけどもう泣けるよね
— きののん🐚☀️ (@kino_non23) August 8, 2021
マジで前経営陣くっそ恨むからな
今回のメッシの退団が、バルサにとってどれほど大きな出来事なのか。
— おりクレ (@cule_ori) August 8, 2021
17年間(あるいはそれ以上)メッシを見てきたクレにとって、どれほどの衝撃なのか。
この感覚は、他のリーグのサポーターや、ましてサッカーファン以外に伝えるのはとんでもなく難しい。
例えられる出来事も思い浮かばない。
メッシの退団会見は凄く胸を打たれる。
— N’sGuitarMaintenance (@NsGuitar2016) August 8, 2021
勿論クラブ、本人の双方に色々と思う所はあるだろうけれど歴史的な英雄と言える選手の最後がこのような形で終わるのはあまりに悲しい。
この先どのクラブへ行ってもこの会見の時の涙は忘れられないと思う。
メッシの退団悲しすぎる🥲バルセロナ好きでカンプノウまで試合見に行ってでもその時メッシは怪我で見れず…またバルサに戻ってきてください🥲未だ信じられない…
— 🍓さぉり🍓 (@sao0901) August 8, 2021
メッシの退団経緯・理由まとめ!
- 2021年8月5日、バルセロナより「リオネル・メッシ退団」が公式発表
- メッシが退団に追い込まれた直接的な原因:サラリーキャップ限度額の超過
- サラリーキャップ限度額を超過した場合「新戦力のチーム登録を認めない」
- 2021年7月1日より「メッシは無所属」の状態で新戦力扱いだった
- コロナによりバルセロナの収益は大幅に減収していた
- それに伴い、サラリーキャップ限度額が大幅に減少
- ラポルタ会長の就任により、メッシとクラブの関係は改善された
- 前会長との関係は冷え切っていた。
- ラポルタとメッシでの契約交渉は順調だった。
- ラポルタはチーム全体のコスト削減は失敗
- 所属選手の年俸減額交渉、及び、他クラブへ売却
- 前会長・バルトメウ氏による「財政状況の悪化」は予想以上に酷かった
- チームコストがクラブの収入の110%に達している
- 基準より緩い独自の計算方法で負債額を算出していた
- 計画性の無い新選手の獲得(移籍時の契約解除金と減価償却費の問題)
- 悪しきクラブ体質はそう簡単に消えず、メッシとの契約交渉にも悪影響を与えた。
- 2021年8月8日、メッシが「カンプ・ノウ」にて、涙のバルセロナ退団会見
- 「バルサでの人生を楽しんでいきたかった」と溢れる思いをこらえきれない姿は世界中のファンに感動を与えた。
2021年の6月にバルサとの契約が切れて、新契約の交渉中だったのは知っていたけど…。まさか、メッシ選手が退団するとは思わなかったから、ビックリだよ。